間違いの神様とハワイに

 ハワイに行った。
カルチャーショックを受けた、人生観を
考えさせられるくらい衝撃だった。

「たかがハワイで安いヤツだな!」

って思った人、正解!!
僕は、日本円も日本語が通じて日本人だらけで
日本人にお馴染みの熱海のような外国、ハワイで
ものすごい衝撃を受けた、そのくらい安いヤツ。

そして、とことん僕のキャラが分かった。
ありえないくらいに僕は"間違いの星"の下に
生まれてるんだと思った。

どこにでもある、ありふれたハワイ旅行の
写真ブログ、恥ずかしいから書かないでおこうと
思ってたけど、この衝撃と僕のキャラが分かった
大事な旅行だったから自分のために書く。

僕は間違いの神様に見初められている。
生まれついてのそういうキャラ。

羽田空港から間違いの神様は僕と共にいた。
ダイジュとエリツィン(共に小学校からの幼なじみ)と
チェックイン、二人は問題なくチェックイン。
僕だけだめ。。。
機械が僕を受け付けない。。。
何回やってもチェックインできない。。。
ANAの職員さんが慌てる、

「出国2時間前なのにこの人ESTAの許可が下りない!!」

ANAの職員さんが慌てる、

アメリカって入国前にWEBから入国許可を
取らないといけなくてそれがESTA。
僕、ちゃんとESTA事前に取得したよ。
ちゃんと証明番号も出たし。
でも僕だけESTAでエラーが起きる。

職員の人青ざめる、僕、職員の人達の慌て方を見て
膝が震える・・・
僕だけハワイに行けないんだと覚悟した。

面白いからいいやと諦めた。

諦めの早さだけは超一流。
再申請をしてなんとか乗れた。


本当は二時間前にESTA再申請なんてダメなんだよ。
でもなんとかなるようで、なんとかハワイに行けた。

でも、何で僕だけ?

緊張から解放されて、機内で沢山ワイン飲んだ。

ハワイに着いて税関でビックリした。
当たり前だけど外人。
しかも超無愛想。

ハワイでも間違いの神様は変わらず僕と共にいた。
間違いの神からは逃れられない。

CAさんに配られた紙に書いて提出しただけなのに、、
なぜか僕だけ書く紙が違ったようで、

「ダメだ、その紙ではダメだ、入れる訳にはいかない」

たぶんそんな感じの事を言ってたんだと思う。
ものすごく冷たい感じでなんか怒ってる。
僕は悲しいくらい、本当に英語がしゃべれない。
泣きたくなった。
知らない白人のおじさんが恐い顔で何か言ってるんだけど、
僕にはまったく分からない、、、
どうしていいかも分からない、、、
おじさんは呆れる、
初対面の人に呆れられて何もできない僕、、、

恐かったし悲しかった。

ハワイは外国なんだ!!

って思った。
ここではコミュニケーションすらできない僕は
圧倒的な弱者、弱肉強食の最底辺にいるんだと直感した。

酒なんて飲めない!!
ただでさえ圧倒的弱者な僕が酔っていては死ぬ!!
五感と直感を研ぎ澄して生きろ!!
三泊五日を本能だけで生き抜け!!

たかが税関で本当にそう思った。

でも、なんで僕だけ税関の書類がみんなと違うの?
添乗員さんのくれた紙に記載しただけなんだよ?

入国したらチャー(中学からの同窓)がいた


僕はこの男が5年前くらいまでは嫌いだった。
嫌いな人が基本的に一人もいない温厚な僕、反抗期もなかった。
今でもおばあちゃんとハグをするくらい温厚な僕だ。
あまりの温厚さから

「温厚が服着て歩いているようだ」

と言われていると勝手に思い込んでいるくらい温厚な僕。
温厚の権化のようなスイーツな僕が唯一、

「あいつは嫌いだ」

と公言してはばからなかった男がチャー。。
それも五年くらい前まで、けっこう最近。
これだけ僕が嫌いってコトは、向こうも当然僕が嫌いだった。
はずだ。
中学で大嫌いになって、ずっと嫌で、向こうも中学から僕が
大嫌いで、お互い

「あいつは本当にイヤなヤツだ、顔も見たくない」

ってくらい嫌いだったのが不思議なもんだ。
人生って不思議なもんだ。
今ではチャーに会いにわざわざハワイにまで行ってる。
今ではハワイに会いに行くくらい友達だ。

ツンデレだ、傷つくなよチャー。
これはツンデレなんだ。
ツンデレ、天の邪鬼だから書いてんだ。

チャーはろくに寝ないで、僕らを色々なトコに連れてってくれた。
夜は猛烈に仕事して、朝早く迎えに来てくれて、
夜中まで色々連れてってくれて、そんでまた猛烈に仕事して、
朝早くに迎えに来てくれて・・・
朝から晩まで、本当に三日で4時間くらいしか寝てないようだった。
生き急いでいるというか、死に急いでいるなぁと思った。
そう感じさせる陰がチャーにはある。
まあ、そんなものは誰だってあるけど。
チャーの話は置いておいて、

で、何が神がかってるって、まずは注文が必ずと言って
いいほど、僕だけ間違って出て来る。
うすうす気づいていたけど、ハワイで確信した。
間違いの神様に見入られてる。

覚えているだけで

・スイカのジュース頼んだらフルーツパフェ・・・
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・焼き鳥のプレート頼んだらマグロの照り焼き・・・
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・ピザを1ピース頼んだら、丸々・・・
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・チャーハンで弁当頼んだら白米・・・
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・ロコモコプレート頼んだらハム・・・
(これはダイジュが店員さんに言って替えてもらえた)
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・ダイエットコークのラージ頼んだらSサイズの普通のコーラ・・・

英語、しゃべれないよ、僕は。確かに。
でもね「日本語が通じる」と言われている観光地、ハワイだよ。
それに、単語だけどちゃんと注文してるし、ジェスチャーや
写真を指さして確認してもらって注文してる。
店員さんとの確認作業を一回一回ちゃんと確認してから
注文してるよ?

「オマエのほしいのはこれか?」

って確認されてるし、確認される度に

「そうだ、僕がほしいのはこれだ、ヤップ」

って言ってるし。
でも、ちゃんとしたのはまず出ない。
これ、実は日本でも高頻度で起きてる。

極めつけは帰国時。
チェックインを済ませ、ダイジュとエリツィンは機内へ。
僕も航空券見せたら

「N0、オマエは機内には入れられない」

的な事を言われて僕だけ飛行機に乗れない!!
呆然となった。
英語がしゃべれないから何も伝えられない。
ただ呆然となった。

ジェスチャーを必死にした。
でも空港職員は顔色一つ替えずに冷静に

「だからオマエのその航空券はダメだ、
 この飛行機にオマエは乗せる事はできない」

みたいな事を言って手で僕を押し返す・・・
ダイジュの航空券もエリツィンの航空券も僕が予約した。
僕の予約にミスがあるなら、乗れないのは
三人一緒なはずだ。

なぜ僕だけ乗れない?

僕は諦めは異様に早いので、頭の中では

「どこに泊まろう、泊まるならアラモアナがいいな」
「明日は朝起きたらアラモアナでクロールしよう」

アラモアナのビーチ
DSC03984.jpg

よく見ると、クロールしてる人が沢山いる。
こんな感じ
DSC03985.jpg

ここのビーチはガチでクロールしているスイマーが沢山いた。
こんなキレイな海で合計4キロくらい泳いだ、素敵過ぎる。
飛行機乗れないからここの近くのホテルを借りようと思った。
後は

「仕事のスケジュールどうなってたっけ?」
「一日なら大丈夫か」
「航空券の手配はカウンターですればいいか」
「恥ずかしいからチャーには内緒にしよう」
「お金が心配だなぁ」

って、乗れなかった後の事を考えてた、ボーッとしながら。
幸い僕が来ない事に気づいたエリツィンが来てくれて、
英語でまくし立ててくれて、職員に確認させて
僕はすぐに飛行機に乗れた。

英語がしゃべれないっていうのは圧倒的な弱者だ。
実感した。

どうやら、僕の航空券だけ向こうのミスで、一つ前の便の
チケットが発券されてたらしい。
三人でチェックインして僕だけエラーで変な航空券。
入国時のESTAもそうだし。
つくづく僕はそうなんだと思った。

僕が買う家電製品はほぼ50%は初期不良だし。

帰りの機内も

・パイナップルジュース頼んだらアップルジュース・・・

・冷たいお茶頼んだら紅茶が出そうになって、
 言い直したら、熱いお茶・・・

やっぱり外国とか関係ない。
僕には間違いの神様がついてる。

間違いではないけど、

・釣りに行ったら、初めてのチャーですら釣れたのに、
 年間20回は釣りに行っている僕だけ坊主・・・


簡単な釣り、なのに僕だけ、僕だけ!!が坊主。
年間20回、あらゆる釣りをやっているんだよ僕は!!
すごい笑われた。
海風の性にしたけど、泣いた。

・人生初のクラブに連れてってもらってトイレ行ったら、
 僕だけオシッコ中にケツを撫でられる・・・

覚悟した。
掘られていいから、掘られるまではこのマッチョな
外国人三人とやりあおうと。
言葉は通じない、僕はここでは圧倒的な弱だ。
お尻の穴が血だらけになってもいいから、力で来たら
死ぬ気で抵抗して、お尻の穴を血だらけにされてしまおうと。

何か諦めだけは異様に早い、昔から。

ハワイ、やることなすこと、全て想像と違う結果だった。
死んだおじいちゃんの宮谷家の家訓

『思ったり、したりはできません』

思ったようにはいかないよ
したいようにはできないよ

って意味。
本当に僕はそうだ、確信した。
おじいちゃんの残した宮谷家の格言は格言というより呪い。


たぶんおじいちゃんにも間違いの神様はついてたんだと思う。
スリリングで素敵な人生だと思う。
僕もこの間違いの神様はけっこう好きだったりする。
この神様といると日常が飽きないヽ(´∇`)ノ

あ、無宗教です。



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